クルスの海に願いを‥‥
  「クルスの海」とは、柱状岩が波の浸食で東西200メートル、南北220メートル、高さ10メートルにわたって裂け、十文字に見えるところからこう呼ばれている。十時に割れた岩の外に小さな岩場があり、合わせると「叶」の字に見えることから、ここで祈りをささげると「願いが叶う」といわれている。
 
『星』に願いを‥‥
光輝の饗宴がくり広げられる星もまた、畏敬の念を抱かせることより、星に願いをかけるのでは‥‥。また、神秘的な現象である流れ星が輝いている間に願い事を3回唱えると、その願いが叶うといわれてるが‥‥。流星1つが発光している時間は、通常1秒前後、その間3回もなんて不可能じゃない?でも、ごく稀に数秒にわたって発光する流星もあるので『見上げてごらん夜の星を』
生きている限り、豊かな明るい幸せな人生を送りたいとする「願い」は何人も変りなく、神や仏、また超自然への「願い」はその最たる現われである。いわば人間感情の自然の発露であると思う。
『橋』に願いを‥‥銀河鉄道の夜
遠野市にある宮守川橋梁(みやもりがわきょうりょう)は、岩手県の中央部を東西に走るJR釜石線の鉄道橋だ。田んぼの水面に映るその姿から「めがね橋」とも呼ばれている。
橋とその上を走る列車は、ジョバンニと幼なじみのカムパネルラが銀河鉄道に乗り、幻想の旅に出るシーンは宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」のモチーフになったともいわれる。
(出典、写真:朝日新聞 2010年1月12日)
四次元的宇宙観や宗教的熱情に裏づけられて昇華した幻想文学の傑作である。
宮沢賢治は「無私の愛」を銀河鉄道の列車に託したのかもしれない?
「自分を犠牲にしても人のためにつくす」ということが世の最高の美徳であり、それが本当の幸せなんだと賢治は見つけたんじゃないかなぁ?
なるほど『銀河鉄道の夜』は幸福の原理なのかもしれない。
 
『松の小木』に願いを‥‥
正月最初の子(ね)の日に、野に出て松の小木を採って遊ぶ風習は平安時代から、姫君、女房たちの年中行事になっていた。松の木は冬でも落葉せず緑でいることから、おめでたい木の象徴とされる松の小木を根から引くことで、長寿や無病息災を祈るものだった。
『神さま仏さま』に願いを‥‥
苦しい時の神頼みもまた、どんな無神論者であっても、両手を合わせ神仏にその御加護を求める心情というものは何人も否定できるものではない。
入我我入という言葉があるが、すなわち信じる心があれば、神仏の方から我に入ってくるということである。我もまた、神仏の心に入っていくことができるということである。
 
『12神将』に願いを‥‥
天上の12神将もまた「自己犠牲の献身」で干支に配された私たちを幸福の原理で守護し、24時間守っている。顔に似合わず、なんて慈悲深い12神将たちなんだろう!感謝感謝。
今日も明日もあさっても、お願い「幸せをいっぱい」…!