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★1週間の尺度【7曜日、12ヵ月のルーツ】

天動説の太陽系
 ビロニア人たちは、地球が宇宙の中心に静止していると考えた。太陽など七つの惑星が地球の周りを廻っているというわけである。
それゆえ、七つの惑星が1回りするのに7日かかることになる。それが、また月の満ち欠けから時を測る日常生活の尺度と1週間の尺度がほぼ一致したため「七日」という単位が確固たるものになった。







 週間の順序は、どのようにして決められたのだろうか‥‥?
 代人は7つの惑星が時間と空間を支配する順序は地球から遠い順になると考えた。土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月の順であった。よって、週の第一日を支配するものは地球からもっとも遠い土星であり、しかもその土星は第一日の1時も、司るものとされた。その次に遠い木星が2時、火星が3時、太陽が4時を司どるというように進んで行くと、もっとも近い月が7時、元へ戻って土星が8時を支配することになる。
 うしてつぎつぎと時間に支配星を割りあてていくと、木星が23時、火星が24時となるので、翌日の1時は火星のつぎの太陽が、司ることになり、第ニ日は太陽の日とみなされたのである。1時を支配する惑星がその一日を支配すると考えられたわけである。
 じように割り当てを続けると、第三日の1時は月、第四日の1時は火星、第五日の1時は水星、第六日の1時は木星、第七日の1時は金星が司るという、惑星の日時支配表ができあがったのである。
こうして1週間の順序(土、日、月、火、水、木、金)がきまったといわれている。


ローマ皇帝コンスタンティヌス一世
 れにしても、一週間のなかで、なぜ日曜日が休日とされるようになったのか。
それは、西暦4世紀に、キリスト教を国教としたローマ皇帝コンスタンティヌス一世が日曜日を『主の日』と定めたからであった。西暦321年のことである。

 リストは金曜日に十字架にかけられ、三日後に復活した。復活した日が日曜日に当たったため、その日が『主の日』となった。
だからこそ、コンスタンティヌスは、復活の日の日曜日を『主の日』として、いっさいの仕事を休んで神に祈り、神とともに一日を過ごす安息日と定め、ユリウス暦に『一週間』という新しい尺度を組み入れた。

 7日という単位は、古代人が七つの惑星と月の満ち欠けという、七日ごとの変化を神の意志としてとらえ、それをキリスト教が生活の区切りとして実用化したと見ることもできる。
その底には、人間にもっとも適合する数を七とするピタゴラスの哲理もからんでいるように思えてならない。しかし、七という数字はまことに不便な数で365日も、12ヶ月も30日も7で割り切れない。そのため暦日と週日を合わせるのはきわめてむずかしく、何月何日が何曜日かということは一目でわからないことが残念である。

 曜日のルーツは日(Sun:太陽)、月(Moon:月)はよしとして、火、水、木はすべて北欧神話、つまりヴァイキングたちの神話の神の名前である。
金曜日は、ローマ神話の慈悲深く、美しい女神フレイヤ(FreiJa)の名前が付けられた。週末の土曜日(Saturday)は、ローマの農耕神サトゥルヌス(Satur n・英語ではサターン)の名前である。サトゥルヌス(ギリシャ神クロノス)は、ゼウスに追われてイタリアへ逃げ、豊穣神となった神である。


ローマ神話の女神ユノー像
 語の12ヵ月のルーツは‥‥
1月から6月まではギリシャ・ローマ神話の神々の名前、
(1月:ローマ神ヤヌス《ヤヌアリウス》Januarius
2月:贖罪の神フェブルウスFebruus
3月:軍神マルスMars
4月:美と豊穣の女神アプロディテーAphrodite
5月:豊穣の女神Maia
6月:ローマ神話の女神ユノーJuno〔ジューン・ブライド(六月の花嫁)はユノー(ジューン)にちなんでいる〕)
7月:ローマの独裁者ユリウス・カサエル(Julius→July)、8月:カサエルの妹の孫アウグストゥスは8月<セクスティリスSextilis>をAugustusと変えてしまった。9月から12月までは数字に由来している。セプテンバー(September)という月が「七番目の月」という意味をもちながら、今なお9月として使われている事実はどうして、どうして?
  
  

風月名(わふうげつめい)
  

 暦では、季節や行事に合わせたもので、現在の暦でも使用されることがあるが、現在の季節感とは1~2ヶ月程のずれがある。


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